みなみだいとうじま
南大東島(みなみだいとうじま)は、沖縄本島の東約360kmの太平洋上にある、隆起サンゴ礁と断崖で囲まれた絶海の島です。長い地質の旅を経てできた孤島で、砂浜がほとんどなく深い外洋がすぐ近いため、一言でいえば、上級者向けの外洋感と島独自の成り立ちを味わう秘境ポイントです。
島の周囲は断崖と岩礁が多く、近い距離で深場へ落ちる外洋地形が特徴です。潜る場合は、ドロップオフ、岩場、穴地形、大型回遊魚を狙う海になりますが、海況の逃げ場が少ないため、一般的なビーチポイントとは別物として考えます。
南大東島へは那覇からのRAC便で約1時間、または大東海運の船で渡る方法があります。島内移動はレンタカーや宿の手配が中心で、器材輸送、欠航リスク、滞在日数に余裕を持たせる計画が欠かせません。
海水浴用には海軍棒プールや塩屋プールがありますが、これらはダイビングの通常エントリー場所ではありません。外洋ダイビングは現地サービス、船、天候、うねり、スキル条件がそろうことが前提で、初心者向けに安易に勧める場所ではありません。
温泉地ではありませんが、島食堂、大東寿司、大東そば、サトウキビ畑、星野洞、海軍棒プール、バリバリ岩など、南大東らしい食と地形観光を組み合わせられます。コンビニ感覚の補給はできないため、食事と買い物は島の営業状況に合わせます。
太平洋に孤立しているため、季節を問わず風とうねりの影響を強く受けます。夏から秋は台風、冬は北寄りの風や高波に注意が必要で、潜れる日を選ぶというより、滞在中に海況が合えば入るという余裕ある組み立てが向いています。
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