いと
伊戸(いと)は、千葉県館山市伊戸の伊戸漁港を拠点にした、シャークスクランブルで世界的に知られるダイビングエリアです。定置網に入るドチザメを遠ざける目的で始まった給餌が現在の名物につながっており、一言でいえば、ドチザメ、アカエイ、クエに囲まれる大物密度の高いボートポイントです。
伊戸シャークシティの中央ブイ周辺は水深18〜21mほどの砂地と根、ブロック漁礁で構成され、ドチザメやアカエイが集まります。西ブイ周辺は水深20〜24mほどで、イサキ、タカベ、キンメモドキ、アジ、キビナゴなどの小魚の群れと、それを追うカンパチやワラサなどの回遊魚を狙えることがあります。
現地サービスのBOMMIEは館山市伊戸962にあり、伊戸漁港の近くからボートで数分のポイントへ向かいます。車では館山自動車道・富浦ICから館山方面を経由し、公共交通では館山駅から伊戸方面のバスやタクシーを組み合わせます。1ダイブごとにショップへ戻る運用なので、水面休息や着替えの段取りがしやすいのも特徴です。
ボート移動は短いものの、水深は20m前後で、日や時間によって潮の流れが非常に速くなることがあります。エントリー時はスイムライン、その後は潜降ロープを使う案内があり、レギュレーターリカバリーやマスククリアなどの基本スキルを落ち着いて行えることが重要です。大物との距離が近いぶん、グローブ着用や現地ルールの遵守が欠かせません。
ショップ向かいには漁港食堂だいぼがあり、伊戸漁港の海鮮を楽しめる立地です。館山方面へ戻れば、北条海岸や館山駅周辺の食事処、たてやま温泉郷の日帰り入浴も候補になります。伊戸は大物ポイントで体力を使いやすいため、帰りの運転前に食事と休憩時間を確保しておくと安心です。
ドチザメとアカエイは通年の主役で、季節によって小魚の群れ、青物、キンメモドキ、冬の透明度など見え方が変わります。外洋寄りのボートポイントなので、風向き、うねり、潮流の影響を受けやすく、潮が速い日は難度が上がります。サメの迫力だけで判断せず、深度、流れ、透視度、参加条件を最新の現地情報で確認しましょう。
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